死にぞこないの青

今日(昨日なんだけど)は乙一の「死にぞこないの青」という小説を読みました。
これは古本でストックしてあった本なので自腹です。
内容は、、、

飼育係になりたいがために嘘をついてしまったマサオは、大好きだった羽田先生から嫌われてしまう。先生は、他の誰かが宿題を忘れてきたり授業中騒いでいても、全部マサオのせいにするようになった。クラスメイトまでもがマサオいじめに興じるある日、彼の前に「死にぞこない」の男の子が現われた。書き下ろし長編小説。著者は、78年福岡生まれ。今後の日本ホラー小説界の将来を担う書き手として注目を集めている。

これがまた腹の立つ話であった。主人公のマサオが理由も無くいじめられる。しかも先生が主犯というなんという設定。読んでいて腹が立ちましたね。

それで後半は仕返しをするという展開なんですけど、青(アオ)という皮膚が真っ青な男の子が怖く、残酷にかかれています。
乙一の作風なんで予想はしていましたけれども、仕返しの方法もちょっと怖かったです。

死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)

死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)