ZOO〈1〉

先日購入した乙一のZOO〈1〉読みました。

内容は、

何なんだこれは!天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集が「1」、「2」に分かれて、ついに文庫化。双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され…(「カザリとヨーコ」)、謎の犯人に拉致監禁された姉と弟がとった脱出のための手段とは?(「SEVEN ROOMS」)など、本書「1」には映画化された5編をセレクト。文庫版特別付録として、漫画家・古屋兎丸氏との対談も収録。

こんな感じです。

乙一作品は初めて読みました。
乙一氏の作風は残酷、残虐な感じと、調べた感じではそんなことが書いてありました。私自身は残酷な感じのストーリーは好きではないのですけど、、、
でも残酷な描写以外にも切なさを基調とした作風も出しているそうです。
で、このZOOですが、残酷な話もあれば、切なさの残る話両方入っていました。半々くらいでしょうかね。
とくに「SEVEN ROOMS」は怖かったなぁー。スプラッター物でしたよ。外国の映画でありそうな内容でしたね。依然観た「SAW」という映画に近いものがありましたよ。
あとは、「陽だまりの詩」という話は切なく、悲しい物語でした。所謂、「白乙一」と呼ばれる方なんでしょうかね?

全体的にどの話も面白かったです。残酷な話は苦手でしたが、結末が気になってしまうような展開で。

このZOOは2冊に分かれているので、2冊目が楽しみになってきました。

ZOO 1 (集英社文庫)

ZOO 1 (集英社文庫)