螢・納屋を焼く・その他の短編

久しぶりに村上春樹の作品を読みました。
以前古本屋にて100円で買った「螢・納屋を焼く・その他の短編」です。タイトル通り、短編小説になります。

最初の話の「螢」に関しては、「ノルウェイの森」の出だしとほぼ一緒です。なので、ほとんど記憶に残っていました。ただ主人公の名前や直子、キズキ、寮で相部屋の突撃隊(だっけ?)などの名称は出てきてません。

あとは「めくらやなぎと眠る女」も以前別の短編で読みました。が、こちらの方が以前読んだストーリーに手が加えられてない状態のお話です。といっても、ほとんどストーリーは一緒です。

しかし、村上春樹の作品は独特だなぁと、毎回思うわけです。独特の表現方法、心理描写、どうでもいいようなことを深く追求したりと。なかなか理解に苦しむ展開もあり、ストーリー自体も謎のまま終了なんてこともあったりと。
でも、これがいいんですよねぇ。

はやく新作(長編)出さないかな〜。

螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)

螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)