私が彼を殺した

先日に引き続いて東野圭吾の「私が彼を殺した」を読了。
内容は、、、

容疑者はたった3人
さあ、メモと鉛筆を!

推理の材料は、すべてそろっている。犯人を捜すのは、あなただ!

婚約中の男性の自宅に突然現れた1人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。男は自分との関わりを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。容疑者は3人。 事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。加賀刑事が探りあてた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。

この本は「どちらかが彼女を殺した」と同様に犯人を推理するのは読者という趣向の本です。
前作でなかなかおもしろかったので、こちらも読んでみたかった本です。

前作の「どちらかが彼女を殺した」は、題名の通り容疑者が二人でした。しかし今回は容疑者が三人と増えており、難易度が増しています。
前作の犯人は、結局巻末についている袋とじの解説をよんでようやく分かったという、完全な敗北をきっしたわけで、今回はそのリベンジということで注意深く読んでいきました。

で、結果は惨敗!最後まで犯人はわからず。。。巻末の袋とじの解説を読んでみて、ようやく理解することができました。

たまにはこんな感じの趣向をした本も読んでいて面白いですね。
個人的には前作の「どちらかが彼女を殺した」の方が好きです。

私が彼を殺した (講談社文庫)

私が彼を殺した (講談社文庫)