嘘をもうひとつだけ

以前書きましたが、東野圭吾の「嘘をもうひとつだけ」を読みました。
内容はこんな感じ。

バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに1人の刑事がやってきた。彼女には殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。ところが……。人間の悲哀を描く新しい形のミステリー。

と、バレリーナが殺された話だと思ってかったら、短編小説でした。その一つの話が上に書いてある内容です。
てっきり1冊まるごとそういう内容かと思ってたんですけどね、少し読んでるうちに謎解きが始まってしまって、あれれ？なんて思ってるうちに終了で、次の別の話が始まると････。

加賀恭一郎という名刑事役が出てくるんですが、この人の推理があまり際立って無かったですねー。どの話も短編にしては少々内容が薄すぎたといった感じでした。
ちなみにこの加賀という刑事は東野圭吾の作品ではよく出てくるそうです。