疾走
またまたまたですが、重松清作品「疾走」読み終えました。上下と2冊ありましたが、すぐ読み終えました。読むのが早くなったかな?
疾走って、ざっくり言うとこんな話、、、
広大な干拓地と水平線が広がる町に暮す中学生のシュウジは、寡黙な父と気弱な母、地元有数の進学校に通う兄の四人家族だった。教会に顔を出しながら陸上に励むシュウジ。が、町に一大リゾートの開発計画が持ち上がり、優秀だったはずの兄が犯したある犯罪をきっかけに、シュウジ一家はたちまち苦難の道へと追い込まれる…。十五歳の少年が背負った苛烈な運命を描いて、各紙誌で絶賛された、奇跡の衝撃作、堂々の文庫化。
なんというか、暗い話ですね。家族がもうみんなバラバラになって、「ひとり」になってしまうシュウジ。ほんの表紙もね、すごい怖いんですけど、内容にはあってるかなと、読み終えて思います。
2chなんかでは鬱小説だといわれてるけど、まぁ、そんな感じですね。読んでて悲しくなりますね。
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/07/31
- メディア: 単行本
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