片想い

前回に引き続いて東野圭吾の「片想い」読み終えました。内容はこんな感じですわ。

十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが…。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、傑作長篇ミステリー。

長編ミステリーだけあって、600ページ超のちょっと厚い文庫本でしたので読む前から読む気があまりでなかったんですが、いざ読んでみると字も大きいし、読みやすいので思ったより早く読み終えました。
例によってブックオフで100円(税別)で買えたお買い得品でした。

内容はというと、上にも書かれてないですけど性別に関する話題が軸でした。世間一般的に呼ばれている性同一障害というテーマでした。なかなか性とはなにか男とは女とは、と書かれていてなるほどなぁと思いましたね。
もちろん東野圭吾の作品ですので、そこにミステリー要素が加わるわけです。あとは友情もありましたね。
総合的な面白さからいくと、少し物足りないかなー。

片想い (文春文庫)

片想い (文春文庫)

さてさて、次はまた乙一作品に戻ります。(例によって古本ですけどね)