GOTH 僕の章

先日に引き続き「GOTH僕の章」読みました。TSUTAYAに行ったついでに、ポイントで購入しました。

これも短編小説なわけですけども、「声」という話は100ページくらいあるので読み応えがあり、結末もしてやられましたっ!しかしどれも残酷な話ではありましたね。

「夜の章」と引き続き「僕の章」では、「僕」が一人称でした。「森野夜」に関しては、「夜の章」と同様にほとんどサブキャラ的な存在でしかなかったです。とはいえ、大事なポイントでは必ず出てくるので重要な登場人物ではあります。
「夜の章」に比べるとこちらの方が面白かったですね。ただ、なんで2冊に分冊したんでしょうね。特に分けなくてもいいんじゃないかなと思ったんですけどねぇ。

あと「GOTH」はミステリー要素が入ってるんですが、これは乙一氏自身がミステリーを意識して書き上げたそうです。巻末のあとがきに書いてありました。ついでに、本格ミステリー大賞というのにも選ばれたようです。

なんだかんだで、乙一作品4冊読んでしまいました。結構好きかもしれません。今度は長編を読んでみたいです。

GOTH 僕の章 (角川文庫)

GOTH 僕の章 (角川文庫)

でも、次は東野圭吾っ!