レキシントンの幽霊

村上春樹の「レキシントンの幽霊」という短編小説を読みました。
全部で7つの短編で、どれも30ページくらいなので、とても読みやすかったです。
なかでも「緑色の獣」、「氷男」、「めくらやなぎと、眠る女」は結構面白かったですね。

そのうちの「めくらやなぎと、眠る女」はこの文庫にあたって、ボリュームダウンされたものなんですが、
これ、「ノルウェイの森」の直子が入院していたときの話じゃないですか!
ノルウェイの森」で直子が入院したという話がちょこっと出てたんですが、そのときの話が少しだけこちらの短編で書かれていました。主人公とキズキと直子の三人の回想シーンです。

レキシントンの幽霊 (文春文庫)

レキシントンの幽霊 (文春文庫)