眠りの森
東野圭吾の刑事加賀恭一郎シリーズの一番最初の作品である「眠りの森」を読み終えました。
美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。
内容はというと、いつものようにこんな感じです。
以前読んだ「どちらかが彼女を殺した」でも登場してくるのですが、その際のキレのある頭からなかなか面白いキャラクターだなと思って読んでみたかった作品であります。
ストーリーとして、ミステリー作品としてはごく普通の感じの作品でしたね。所謂、謎という物に迫っていく過程があまり盛り上がりに欠けるところでした。
肝心の加賀恭一郎のキャラクターもこんなだったの?といった感じで、ちょっと思い違いしてました。
もっと天才肌をみせる感じだと思ったんですけどね。「どちらかが彼女を殺した」では、なかなか天才的な感じを見せていたのでね。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/04/03
- メディア: 文庫
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